学校長ブログ
運命のバトン
を次の世代につなげてほしい。3年1組の教室には『一笑懸命』という言葉が掲げられています。今年の3年1組が3年1組らしく、全員笑って熊本中央高校を卒業していってくれること。そのためにも明日からの共通テストをがんばること。熊本中央高校の誰もがみんなのことを応援しています!
絆をつくるもの
どんなにベテランであろうと、どんなに優秀であろうと、悩まない教師はダメです。人と関わる仕事である以上、悩みがなくなることはありません。確かに経験や技術はまだまだ未熟かもしれない。でも、中礼先生はしっかりと悩み、しっかりと考えようとしている。2年6組の生徒達にもぜひ知ってほしい。みんなは幸せです。
絆をつくるもの-
担任は、学校でもっとも大切な仕事です。そして、生徒とともにもっとも感動を味わえる仕事です。2年6組と中礼先生の卒業までの道のり、そこにきっと絆が生まれることを心から願っています。いいレポートでした。
どうしても中央に行きたい!
どうしても中央に行きたい!-
と思っているという話がありました。担当されていた中学校の先生から病気のこと、その生徒さんの思い等いろいろなお話を伺いました。オープンスクールに参加して、わたしの話を聞き、わたしの言葉を信じて熊本中央高校に行きたいと思ってくれたそうです。話を聞いていて胸が熱くなったことを憶えています。結果は見事合格。その生徒さんは、今、病の治療をしながら元気に学校でがんばってくれています。
中央の授業力、若い力を
もちろん、授業探究に終わりはありません。だから、授業を公開すればいろいろな課題を指摘されたり、自分の力のなさに気が付いたり・・・けっして満足ばかりがあるわけではない。ただ、そこから逃げようとせずに、精一杯準備して挑んだ授業は、必ず自分の授業力を高めます。
わたしは思っています。
中央の授業力、若い力を-
今回公開授業やってくれた若い先生方が、必ず熊本中央高校の授業力の魁になる、と。中央は変わります。近い将来、他校と一線を画した「授業で勝負する」学校にしていきます。ウインターセミナーに参加された先生方、保護者の皆様、また快くボランティアで公開授業に参加してくれた生徒達、ほんとうにお疲れ様でした。
有終の美を飾る
有終の美を飾る-
卒業は3年間の最後です。だからこそ全員にこだわりたい。進路がちゃんと決まっていること。履修すべき単位がしっかりと取れていること。誰一人かけてはだめです。今年の3年生はどうでしょう・・・今も未来の自分のために、なりたい自分になるために、懸命にがんばっている生徒がいます。誰一人かけることなく、3年生全員が有終の美を飾ることができるよう3年担任団の先生方を中心に、卒業式のその日まですべての3年生に関わっていきたいと思っています。
寡黙ですが、やる男です
わかりにくいと思います。生徒の名前は、2年7組緒方耕太君。中央に入って商業科目に目覚め現在4種目1級ということは知っていましたが、このたび、数学検定準2級にも合格していました。わたしの知る限り、総合ビジネス科からははじめてなはず・・・と言うのも、総合ビジネス科は週にある数学の時間数が2時間しかなく、とても教科書を終わらせることができないからです。でも、緒方君は・・・見事合格!
寡黙ですが、やる男です-
今朝、教室に行って写真を撮りました。「ブログに書くから」と言うと、にやっと笑う緒方君。次は何を目指すのか。ビッグニュース、待っています!
心を動かし魂を揺さぶる
本日始業式、スタートは1年芸術創造コース、前田遥君の演奏。ベートーベン作曲ピアノソナタ第8番『悲愴』の第3楽章。この難曲、いやピアノソナタの最高峰と称される超有名な曲を、動じることなく全校生徒の前で堂々と弾ききりました。すばらしかった。わたしの音楽ミーハーな気持ちも高まります笑
心を動かし魂を揺さぶる-
音楽は言葉を超えます。音楽の力は世界を変えます。音楽の力は人と人とをつなぎます。今、世界では多くの地域や場所でたくさんの紛争が起こっています。人はなぜ争うのか?-
いい音楽を聴くとわたしはいつも思います。今日の演奏を聴いていた熊本中央高校の生徒達もおそらく、ゆったりとした静寂の中、人の心を穏やかにする音楽の力をしっかりと感じ取ってくれたと思います。
始業式の中で、「お互いを認め合い、尊重し、高めあって新しい価値を創っていってほしい。」という願いを述べました。これからの世界では、争いあうのではなく、いかに人間が他を認め、わかりあい、新しい価値を生み出せるのかが問われます。熊本中央高校はそんな学校でありたいとわたしは願っています。前田君、素敵な演奏をありがとう!
あまりにも感激したので
その3人とは誰なのか?さっそく福元先生の情報をもとに探しました。そして、つきとめました。1年5組金子乃亜さん、同じく5組田中麻衣さん、そして1年8組髙木朝日君。
「間違いないですよね?」とわたし
「はい、たぶん・・・」と松本先生
偽善や打算ではない思いやりや優しさ、無償の心は時として人を感動させます。でも、本人たちはそんなにいいことをしたとは思っていないでしょう。当たり前に、そういったことができるすばらしさ。ぜひ、ほめてあげたいと思います。
すべてのことに意味がある
「プラス思考って言われるけど、よくないことが起こりそうで不安です・・・」
「そうそう、プラス思考でいても、不安はなくならないよね・・・」
年末のことです。ふと、耳にした会話。なんとなく不思議な気持ちになりました。えっ、プラス思考ってそういうことだっけ・・・わたしは、プラス思考をそんな風には思っていなかったので、もちろん口ははさみませんが、それは違うんじゃないと言いたくなりました笑
生きていればいいことも悪いことも起こります。ほんらいのプラス思考とは、何が起ころうとそれを自分のプラスとして受け止めることだと、わたしは思っています。
すべてのことに意味がある-
校長室の外に出る
人の書いた文章を読むことは大変です。なぜなら、書き手は読む人のことなど考えず、自分の書きたいことを書いてしまうから。-
今年、校長ブログを書き始めて、いろいろな声をいただきました。
「校長先生、毎日読んでいます!」というたくさんの生徒達からの声
「校長先生、読んでいて涙が出てきました・・・」というありがたい保護者の方の声
「おもしろいですね~」というちょっと茶化した声
「毎日書きます。」と公言した以上、何をどう伝えればいいのか・・・熊本中央高校の何をどういった言葉で伝えればいいのか・・・日々、ずっと考えてきました。口癖のように「ネタがない」を連発して周囲を困らせたこともありました。不適切なことを書いて謝罪し、訂正したこともありました。そんな日々の中で、いつも思っていたこと
「学力」は変わる
合格した3名の生徒達に尋ねました。
「中央に来てからがんばったの?」
「はい」
「中央に来てからやればできると思ったの?」
「はい」
日商簿記3級合格。そう簡単なことではありません。でも、この3名は、先生方の指導を信じ、日夜必死の努力をし、この難関を突破しました。可能性は誰にでもある。ほんとうのことです。大切なことは、自分をダメと思わず、勇気を持って、逃げずに努力を続けること。そして、この3名はそのことが嘘ではないことを証明してくれました。
今年の終わり、多くの生徒達に希望をあたえてくれた話だったと思います。がんばりました!
「学び」の先にあるもの
『冬季課外、3年生、共通テスト高得点獲得・・・』職員室前方、黒板に貼られた予定表には、こう書かれています。-
ハッピーバースデー
先週、2年福祉リビングコースの魚料理実習に参加させてもらった際に
「校長先生、合唱部を見に来てください。」といきなり声をかけられました。
「えっ、合唱部なの?」
「はい、合唱部の西薗です。」と笑顔でアピールする西薗さん。なかなかグッドです笑
確かにここ最近の合唱部の活躍はめざましい。そうか・・・合唱部かと思っていると、
「校長先生、わたし終業式が誕生日なんです。」と同じ班の西村さんがカミングアウト。
なるほど、ふむふむ、ということは・・・そこで、いいことを思いつきました。
「だったら、西薗さん、終業式にハッピーバースデーを唄ってよ。」とわたし
「えー」と西薗さん。
「いやいや、合唱は人に聞かせてなんぼでしょう?」とこうなるとわたしは止まりません笑
「まあ・・・」
ということで、本日終業式。2年6組の教室にハッピーバースデーを聴きにいきました。
感動を知る
いろいろあってかまわない
朝から通用門に立っているとわたしの前をちらっと見て通り過ぎる生徒。
「おっ、迫口」とわたし。2年7組、迫口心温です。
「おはようございます。」
「久しぶりね、ちゃんと学校来てる?」遅刻が多く、教室にいないという噂を聞きます。
「来てますよ~」と迫口。
おっ、元気な返事。ちょっと安心です。
「先生、数学85点でした~」
「えー、ほんと・・・」若干失礼なわたし笑
「はい!」
迫口は、昨年、わたしの授業で「全部、わかりません」を連発していました。授業中は真剣です。寝たりさぼったりはしません。真剣に聞いているなーと思ってそばに行くと、またまた「全部、わかりません」笑 ちゃんと聞いていてわからないのはわたしの責任と約束しています。だから、もう一度教えます。ただ、1年生の頃には、そのがんばりがかたちにならなかった・・・申し訳ない。でも、2年の後半になって、がんばりがやっと実を結んだ。迫口は、家では弟妹の面倒を見る、いいお姉さんだそうです。徳本先生も苦労しました。でも、あらためて思います。
いろいろあってかまわない-
失敗したり、うまくいかなかったり、喜んだり、悲しんだり・・・高校生活はいろいろあっていいんです。わたしたちは、それを成長だと思っています。そして、何より生徒達のそんなありのままを大切にしています。迫口、また話題にします。がんばるように
親思う心にまさる親心
親思う心にまさる親心 今日の訪れ何と聞くらん-
吉田松陰
明治維新の志士、吉田松陰はその若き命を刑場で散らさねばならなくなったとき、辞世の句としてこう詠みました。子が親を思う気持ちよりも親が子を思う気持ちは強い。もしかしたらわかりきったことかもしれませんが、あらためて、感謝の気持ちを持たねばと思います。中央の生徒達。みんなの親御さん、そして後援会はすばらしい。感謝の気持ちを。
テストがあろうとなかろうと
3年総ビ担任の中野先生が
「いつでも見に来てください!校長ブログに~」と熱く訴えていたので、朝から3の7に-
階段を上がると廊下から教室の中が見えます。うんうん、みんなタブレットを真剣に見つめ集中しています。中野先生の言った通り、さすが・・・と思って教室の窓から教卓を見ると、そこに仁王立ちしていたのは、なんと橋本麻衣子大先生。あらっ・・・中野先生は?なんだ、なら、当然と思ってしまうわたしはおかしいでしょうか笑 中野先生は何処に・・・勢いにのって3の8の教室にも向います。教室に入ると笑顔で振り向く生徒達、3年総ビ大人です。それはともかく写真を撮ります。男子が、わたしに顔と視線を向けます。「いやいや、カメラ目線はいらないから笑」。そんなやり取りを見て、にやにやと笑う生徒達。これはけっしてやらせではありません。みなさんにお伝えしたかったのは、3年総ビは
頭の中を音楽に
中央福祉が目指すもの
「哲学」の勝利
ここ最近、若者たちが熱くない笑「そういうものだ・・・」とか・・・「なぜ?」「どうして?」といったことを考えようとしない。いいのか悪いのか、判断しようとしない。いわゆる「哲学」で言うところの判断停止。でも、ほんとうにそれでいいのか?もちろん、考えない方が楽です。大人たちだって面倒くさくない。ただ、それではだめです。自分に関わるあらゆることを自分の言葉で必死に「考える」若者が増えていってほしい。時代は、若き力を「考える」力を求めています。中央の後輩たちが、「考える」ことで原田依蕗に続いてくれること。-
わたしはそう願っています。合格、おめでとう!
なりたい自分、これからです!
なりたい自分、これからです!-
学生時代、子どもが好きで保育士になりたいと言っていたこと。本人は覚えてないかもしれませんが、わたしのところに面接練習に来て、ちょっとだけ厳しく言われて落ち込んでいたこと笑 難しい話題に必死でついていこうとしていた授業中のひたむきさ。そんな熊本中央高校での思い出の数々が「なりたい自分」に結びついていったとしたらうれしいことです。
われわれは、関わった生徒たちすべてが自分の人生を自分らしく、悔いなく生きていってくれることを願っています。苦労や困難もあるかと思います。でも負けないで、「なりたい自分」を磨いていってほしいと思います。東さん、報告ありがとう!
音楽への情熱
音楽室に入ると、生徒達の発表はあらかた終わっていました。残念。
本日は、芸術創造コース音楽選択者発表会。特に今回は、前半のピアノに注目・・・ブラームス、ベートヴェン、バッハ、ショパンと名だたる作曲家の作品が演奏されます。なぜか音楽だけは、超ミーハーで、バリバリ権威主義のわたしにはたまらないラインナップです笑 でも、結局ばたばたしていて聴くことはできませんでした。生徒達がどんな演奏をしたのか・・・次回からはぜひ動画に残してほしいものです。
ということで、もう一つの楽しみである教員演奏。毎回、生徒達の発表の後に、わが校が誇る音楽の匠たちの演奏があります。今回は大塚先生と復帰されたばかりの田口先生。ロシアの作曲家スクリャービンの『左手のための夜想曲』。大塚先生が、生徒達に囲まれる中、流麗な旋律を見事に左手だけでつなげていかれます。「おー」と驚愕する生徒達。ラストは、田口先生。有名なジョルダーニの『Caro mio bem』冒頭のフレーズの声量だけで圧倒されます。久しぶりです。
幸福ホルモン
生物としての人が、なぜ損得ではなく他人のためにがんばれるのか、その理由を理論的に解き明かしていきます。さて、2年生の生徒達はどうしていたのか?―
少々難しい言葉や話があり挫折している生徒もいましたが、普段、絶対に聞くことはないであろう話題に食い入るように聞き入っていた生徒達もたくさんいました。印象的だったのは
幸福ホルモン-
誰が名付けたのか、このネーミングはなかなかグッドです。人のためになる。人の役に立つことで幸福ホルモンが分泌され、清々しい気分になると言います。ということは日頃からそう心がければいい。なるほど・・・いい講話でした。根拠のある学説に基づいて人について考えるということ。生徒達にとっては、人権というよりも、そういった「知の世界」を垣間見るきっかけになったのではないかと思います。
誰一人同じではない
誰一人同じではない-
学生達の発表を聞いていてそう思いました。そして、ちゃんとそのことがわかっている、と。わたしも、最初に話す機会があったので、がん看護専門看護師田村恵子さんの話を引用させてもらい。患者さんは誰一人同じではない。孤独な人もいれば、家族に囲まれている人もいる。不安な人もいれば、生きることに執着している人もいる・・・看護師を目指すみんなにはそのことを忘れてほしくない、という話をしました。でも、わたしに言われるまでもなく学生達はちゃんとわかっていました。たった1時間だったけれど、学生達の発表は、ほんとうに清々しく、立派なものだったと思います。
2月の国家試験、みんなの思いがきっと届くことを心から祈っています。
希望の虹
「なりたい自分」になるために、中央に来た生徒がいます。
「なりたい自分」を中央で見つけ、それを目指している生徒がいます。
失敗してもあきらめず、「なりたい自分」にこだわっている生徒がいます。
「なりたい自分」。-そう簡単なことではありません。そんなに甘いはずもありません。悔しい思いをしたり、涙を流したり、挫折したり、傷ついたり・・長らく教師をやっていますが、うまくいかなかった生徒達のこと、けっして忘れることはありません。
今週末、「なりたい自分」になるための闘いに生徒達が挑みます。まさしくそれは闘いです。その中には1度は上手くいかなくてリベンジに賭ける生徒もいます。どうやったら限界の中で最善を尽くせるのか。何をどうすれば合格がつかめるのか。先生方も、生徒達も必死に考え、時を費やし、努力を重ねてきました。
独学ではだめなのか?
〇〇がやりたいから〇〇大学に行きたい。-
今年、面接練習をしていてよく聞いたフレーズです。ついついこう思ってしまいます。やりたいなら今からすればいい、と。今の時代、やりたいと思うならスマホ一つあれば実現可能な時代です。それに、これまでよりもスピードが求められる時代。大学に行って時間をかけるより、できることは自分でどんどんマスターしていった方が、コスパがいいとは思わないでしょうか?ようするに
独学ではだめなのか?-
ということです。何かを学びたいと思うとき。何かを取得したいと思うとき。学校に行くことや誰かに習うことを前提にしてしまう。これまでのように、ゆるやかで、牧歌的な時代なら別にそれでもかまわないでしょう。でも、今はsociety5.0の時代。情報はどんどん更新され、何が正しいのか誰にもわからない不確かな時代です。もしもやりたいと思うことがあるのなら、さっそく独学で始めてみてはどうでしょう。独学は難しい・・・いやいや、意外とできるものです!
たどりつくこと
専門学科である以上、どうしても途中でドロップアウトしていく生徒がいます。残念なことです。でも、なんとか最後までたどりつけば、どうにか国家試験をクリアーすることで看護師への道が開けます。長年看護科を見てきて思います。先輩達だって、そんなに順当にいったわけではない、と。なんとかたどりついて、なんとか乗り越えて、やっと看護師になっています。けっしてあきらめないで・・・今の看護科の生徒達もそうであってほしい。看護科に競争はいりません。仲間同士協力し、この厳しい看護への道の頂にみんなでたどりつけるように・・・わたしは、心からそう願っています。
何かに挑むということ
中央ならではの光景↓-
期末考査前日の校内の模様。「教室では静かに勉強している人がいるから廊下に出てお互いに教えられるようにしているんです。」と西田先生。生徒達の「わかりません」には、先生方がマンツーマンで教えています。やらせではありません笑
ほんとうは、校内をくまなく周って、試験勉強に必死に取り組む生徒達の姿をすべてお伝えしたいのですが・・・職員室の近場だけになりました・・・ご了承ください。
何かに挑むということ-
テストで点数を取ることが教育の目的ではありません。もちろん、授業の目的でもない。ましてやそこに競争を持ち込もうとは思っていません。ただ、生徒達が、必死にがんばろうとしている。そんな姿を中央の先生方はほっときません。学力がどうのこうのよりも、何かに挑む力を付けたい!わたしたちは、日ごろからそんな思いを持って生徒達に関わっています。たかが期末考査ですが、されど期末考査です。その背景には、生徒達と先生方の思いとこれからがたくさん詰まっている。結果だけではなく、がんばったという過程をほめてあげたい。熊本中央高校は、そんな学校です。わたしは、そんな風に思っています。
大切なのはストーリー
中央始まって以来初の快挙です。3年1組谷昭見、熊本市消防局に見事合格!誰もが、まさか合格するとは思っていなかったはず・・・指導したのは小森先生。
「すごいですね。先生の指導のたまものです。」
「いやいや、多くの先生方が応援してくださいました。学校の力です。」
一流の人は謙虚です。けっして自分のおかげ、とか、自分が、自分が、とは言いません。
大切なのはストーリー-
わたしはそう思っています。決して甘くはないストーリーが、人を強くし、成長させます。たとえ結果は出なくとも・・・熊本中央高校は、そんなストーリーのたくさんある学校です。
谷と小森先生、おめでとう!まだ進路が決まっていない3年生、次はあなた達の番です。とっておきのストーリーを期待しています。
自分の言葉で
わたしは、こういうシチュエーションでめったにほめません。ほんとうのことを言います。原田の話、文句なしに素晴らしかったと思います。世の中には、哲学者の〇〇が~言っている・・・とか、それは〇〇だ・・・とか、一見すると賢そうに見えて1秒も自分の頭で考えず、権威と言う名の他人の言葉に阿って雄弁を気どるつまらないインテリもどきがたくさんいます。
自分の言葉で-
少なくとも原田は、自らに沸き起こる「哲学」的な問いを他人の言葉に頼らず、自分の言葉で必死に掘り下げていました。わたしは思います。われわれ大人は、こういった若者にこそ権威や忖度といったつまらないことではなく、ほんものの学問、ほんものの「哲学」を用意しなければならない、と。世界とは何なのか?自分とは何なのか?-
原田依蕗よ、またともに「哲学」しましょう!
勇者であれ!
入試不合格の報が届きます。生徒、そしてかかわった先生方も深く傷つきます。こんなにがんばったのに・・・何のための努力だったのか・・・自分達の力不足に心は沈み、立ち上がれないほどのショックを受けます。でも、あえて言いたい。
このまま終わってもいいのか!-
人は試されます。苦しいとき、失敗したとき、もうだめだと思うとき・・・そんなときに、その人のほんとうの力が・・・失敗に落ち込み困難から逃げる人生を歩むのか。いつまでもくよくよして嘆き続ける人生を続けるのか。
11月9日の入試説明会、来てくれた中学生のみなさんにわたしはこんな話をしました。
「熊本中央高校は勇者を育てたい。失敗を恐れず挑戦し、たとえ失敗してもまた立ち上がることのできる勇者を-」
英語は言葉です。
10月23日(水)に大々的に熊本市で開催された『世界津波サミット』。2年特進コース、池田さん、岩崎さん、柏尾さん、松本小さん、そして2年芸術創造コース、ご存じ生徒会長の下川さんが、防災に関するプレゼンとディスカッションに世界各国の若者たちと一緒に参加しました。熊本中央高校にとっては画期的、いや歴史的なイベントになりました。もちろんコミュニケーションはすべて英語。
ということで、のびのびになっていた取材です。
「昼休み、13:30にサミットチーム、校長室にいいかな?」とわたし
「はい、大丈夫です。」と池田さん。
さすが、大舞台を経験した生徒達は、時間に厳格です。1秒と遅れず13:10ちょうどに校長室に
「失礼します!」普段、閑散としている校長室に明るい声が響きます。
わたしも、生徒達のせっかくの昼休みを奪ってはいけないと、事前に質問を3つ準備していました。
「きっかけは何だったの?」
「やり終えた感想は?」
「これから何につなげたい?」
われながらいい質問です笑 アルワザニ先生のおかげ、グローバルを知ったこと、コミュニケーションの大切さ、協力することの大切さ、参加した人たちのやさしさと誠実さ・・・等々、さすが、中央が誇る立派な生徒達です。いいコメントです。でも、そんなみんなのコメントの中で一番印象的だったのは
英語は言葉です。-
という話でした。世界各国の人たちとコミュニケーションがとれる。文法とか構文とかそういうことではなく、片言でも、単語だけでも、人に自分の言いたいことや思いが伝わる。英語は言葉です・・・とっても印象的でした。以前、アルワザニ先生も授業中に言っていました。「書けるだけではだめ!話せないと意味がない。」と-
またとない経験をしたと思います。そして、熊本中央高校に新たな勇気をもたらしてくれたと思います。よく、がんばりました!
「しめる」力
「見えない学力」を
無限と連続
忘れてはならないこと
「創造」があること
来たれ中央に!
善には善の報い、悪には悪の報い
感動しました!
中央は愛されています。
茶会にて、猫はどう思う
中央生は「考える」
ブログに書いてください!
Mr.総ビ
「自由」であること
看護師に絶対なる!
わかる、わからない!?
大切な2つのこと
切磋琢磨
面白い授業とは?
人は学ぶもの
教師の役割
絆を深める
「批判」に学ぶ
何より生徒が活発であること
「基本」を学ぶ
「答え」のない学び
根拠のない自信
自分の「時間」
教師自身が汗をかく
教育は「出会い」に始まる
真面目の力
創立記念日に
才能よりも勇気を
なりたい自分
宣誓式に向けて
見つけてほしい
中央が好きなんです!
アウトプットの力
「なぜ?」を問うこと
授業を大切にする
時代の「空気」、そして「未来」
書の「道(みち)」
運命の女神に好かれる
ホモ・ファーベル
山より大きなイノシシはいない
授業はエンターテイメント!
「心」が変われば、学校が変わる
生徒の側に立つ
改善あるのみ!
なごやかに、ゆるやかに
中央らしい授業を
授業ができる喜び
さて、今年の学習合宿は?
おすすめです!中央特進
生徒の心に火をつける
保健室に行きました!
『ボッチャ』って何だ?
救命救急講座に参加しました!
ゴンドーシャロレーにて
自分を見つめ直します。
夏頑張る、春微笑む
優秀な教師が評価される時代
今日、ヒロシマ原爆忌
歌に思いをのせて
あなたはわたしの夢だから
やります!面白い数学の授業を
君に捧げる応援歌
本日、早朝7:00。中央書道部が松山で行われる『書道パフォーマンス甲子園』に出発しました。初出場です!中央に書道部ができた頃を思い出します。
歩んできた道に仲間がいて 忘れることはない
嬉しかった日 悔しかった日 共に泣いた日 共に笑った日
-Hippy『君に捧げる応援歌』-
書道の経験者がいたわけではありません。施設や道具がそろっていたわけでもありません。紙もない、場所もない・・・そんな中で力を合わせ、けっしてチャレンジをあきらめなかった。実績のある生徒達を集めて成果を出す。多くの私学がやっていることとはまったく逆です。一から自分達で考え、努力し、時には涙を流し、悔しさを乗り越え、ひたすら前へ前へと歩んできた。書道パフォーマンスもまたしかり。どれだけ失敗したでしょう。笑われたり、蔑まれたり、挑戦してもなかなか予選を通過できなかった・・・でも、そういった歴史が、ほろ苦くも忘れられない足跡を残しました。
みなさんはどう思われるでしょう。教育って、本来、こうでなければならないとわたしは思います。繰り返しますが、実績のある生徒を集めて成果を出す。誰のため?学校のため・・・でも、それは違うでしょうって言いたい。
優勝するとかしないとか、そんなことよりも真の教育がここにあるということ、あきらめない、めげない、くじけない生徒達がここにいるということを声を大にして訴えたい。
初の全国大会。
立ち上がろうとする君に捧ぐ 君への応援歌 全力注ぐ
負けそうなときは思い出してよ 過ごした日々をこれまでの足跡
-Hippy『君に捧げる応援歌』-
全国に届け~中央書道部の書の力!そして飽くなきひたむきな思いよ。新たな一歩が、また次の一歩へ。がんばれ、書道部!
元気と勇気を届けたい!
三本の矢
スイカと夏のサプライズ
国試の合格率より大切なこと
みなさんに支えられています。
表現できない何か
ものさしは一つではない
伝統の力
子どもは小さな大人ではない
3つの力で
時代は、課題発見力です。
ほんとうに変わるべきもの
何のためのテストだろう?
返事のある教室
コロナ感染の中で
約束したので
授業=我慢ではない!
続・授業を極めたい
授業を極めたい
先日、数学科の百田先生に
「塩田先生が、昨年言っていたこと、今なら少しわかるような気がします。」
と言われました。正直、何のことか覚えていませんが・・・笑 普段、無駄な雑談はしないので、もちろん授業のことでしょう。自分は成長したってことかもしれません・・・笑
さて、今日は家庭科の田島教生の研究授業です!
「まず初めに、総合探究コースのみなさんに関係のある話から始めます。水検定です。」
明るい笑顔とはきはきとした言い回し。こんなことを言っては何ですが、やはり見た目も大切です。そこは勝てない・・・笑 時間にして2時間。ひとつひとつしっかり丁寧に授業が進んでいきます。2年5組の生徒達も先生の問いかけに何とか言葉を返そうとがんばりました。授業は教師と生徒で創るもの・・・教師だけがどれだけ力んでも、けっしていい授業にはなりません。
「おっ、すごい・・・」
生徒からの声に、控えめに驚く田島教生のリアクションが印象的でした。
学校をよくしたい!
権威を疑う
中央総ビのサクセスストーリー
一人の出来事をクラスの教材に
担任をしていた頃、連絡ばかりの朝は嫌いだったので、連絡はペーパーにして副委員長に後ろの黒板に書かせていました。確認するのは自分たちの責任。何でもかんでも話で伝えると賢くなりません。むしろ甘えます笑。で、わたしは話をする、いや、話をする時間を作る。何を話すのか?見たままを話すのはNGです。寝ている生徒に寝るな~別にいいのですが、それでは生徒達は考えたり、気づいたりしません。だから「教材化」して話す。ここが技です。ようするに「なぜ?」のポイントを絞る・・・一人の出来事を「教材化」してクラス全員で考える材料にする。問題はいくらあってもOKです!そのすべてが「教材」になるから・・・