学校長挨拶
校長 塩田 顕一郎 挨拶
本校は明治36(1903)年10月1日、創立者の初代校主 佐々布遠、初代校長内藤儀十郎によって、私立坪井女子工芸学校として開校しました。その時の建学の精神は「良妻賢母」。その後、歴史を重ね創立100周年を契機に男女共学となり、「高志こうし躬行きゅうこう」を校訓として掲げ、普通科、総合ビジネス科、看護学科(5年一貫教育)を有する私立学校として熊本市内中心部で熊本城のすぐ近くの内坪井町に位置しております。
societyソサィエティ5.0という言葉に象徴される時代の急激な変化は、社会のいたるところに大きな変革をもたらし続けています。もちろんそれは学校教育も例外ではありません。
産業革命以降、国民教育を目的とした集団主義の一斉教育は、今、明らかにその再構築を迫られています。「教える」から「学ぶ」へ、全員一斉から個別最適へ、競争から協働へ、様々な軸で語られる新しい学校の在り方。ただ、まだそれははっきりとした見える「かたち」になってはいません。
熊本中央高等学校は、こういった時代の趨勢と課題に真正面から向き合い、あるべき学校の在り方、新しい時代の学校の在り方を「中央らしく」創っていこうと考えております。
創立120周年を迎えましたが、われわれ教職員の教育への情熱は飽くことを知りません。今年もまた、新たな熊本中央高等学校をみなさんに見ていただけることを楽しみにしております。
令和6年4月1日
学校法人 加寿美学園
熊本中央高等学校
校長 塩田顕一郎
校訓
創立者、佐々布遠先生の銅像
高校校旗